ヒトラーの贋札

正月に見るような映画かどうかは疑問ですが見ごたえのある映画でした。
ナチス・ドイツには「ベルンハルト作戦」という贋札作りが行われていて
イギリス経済の破綻が計られていたそうです。
知らなかった事実ですがなるほどナチスならそこまでやるだろうということと
そこまでやっていたナチスはやはりすごかったとも感じました。
無表情な主人公カール・マルコヴィクスの演技が素晴らしい。
収容所の極限状況のなかでクールでありながら熱く・温かい屈折したユダヤ人を演じて印象に残ります。残酷シーンがつき物のナチスの収容所ですが、きっと日本軍だってと思い当たり、戦争にきれいごとはないので目をそらさずに見るべき事実だと思います。ドルの贋札作りが本格化する前に終戦になったことは結果としてほんとに幸運だったとラストで救われます。


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(2008/07/11)
カール・マルコヴィクスアウグスト・ディール

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【STORY】
第二次世界大戦中のドイツ・ザクセンハウゼン強制収容所。ナチス・ドイツがイギリスの経済混乱を狙って企てた「ベルンハルト作戦」により、ここに送られた者たちがいた。贋作師のサリー(カール・マルコヴィクス)に印刷技師のブルガー(アウグスト・ディール)、そして美校生のコーリャなどユダヤ系の技術者たち。彼らは“完璧な贋ポンド札”を作ることを命じられる。初めこそ成功しつつあったこの贋札作り。だがやがて、彼らは自分の命を守るために使命を全うするか、正義を全うするかの究極の選択を強いられることになる…。

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