フリーダ
►2008/07/04 10:14
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メキシコのチャプルテペック公園内の近代美術館で見た彼女の作品「二人フリーダ』には衝撃を受けた。別行動だった夫はコヨアカンのカーロ美術館に。期せずして帰宅してから彼女のグッズや絵葉書を買っていたのがわかり同じ人物に魅かれていたことがわかった。日本にもファンが多く、作品展もときどき企画されていても、さほど興味がなかったのに、リベラの壁画を見、彼女の作品を見て、そのドラマチックな人生と強靭な生き方が強く印象に残った。
この映画でその二人の生き方と関係が理解でき、二人の作品が見られるという美味しい映画。
しかも主役のサルマがフリーダを思わせアルフレッドがリベラを思わせるそっくりさ。サルマは製作にもかかわった熱の入れようが伝わってくる。芸術家らしい純粋で一途で身勝手で強靭でもろい二人。その上実際にも46時中身体に痛みが走っていたフリーダを思うと実在と実像ということが信じられない程に劇的。そして内省的でセンセーショナルな彼女の絵。どれにもこれにも心と体の痛みが奔る。
メキシコという土壌にこそ咲く花という気がする。女性監督ジュリー・テイモアの解説も興味深い。
解説
実在のメキシコの女性画家フリーダ・カーロの生涯を描く伝記映画。監督は「タイタス」のジュリー・テイモア。製作・主演は「ワイルド・ワイルド・ウエスト」などの女優、サルマ・ハエック。脚本は「ラブ・アンド・ウォー」のクランシー・シーガル、「ミ・ファミリア」のグレゴリー・ナヴァ&アンナ・トーマスほか。音楽は「タイタス」のエリオット・ゴールデンサル。撮影は「8Mile」のロドリーゴ・プリエト。美術は「フロム・ダスク・ティル・ドーン」シリーズのフェリペ・フェルナンデス。編集は「タイタス」のフランソワーズ・ボノ。衣裳は「ザ・リング」のジュリー・ウェイス。共演は「テキサス・レンジャーズ」のアルフレッド・モリーナ、「スコーピオン・キング」のロジャー・リース、「夜になるまえに」のパトリシア・レイエス・スピンドーラ、「ヴァージン・ハンド」のミア・マエストロ、「天国の口、終りの楽園。」のディエゴ・ルナ、「ラスト・ハーレム」のヴァレリア・ゴリノ、「ヤァヤァ・シスターズの聖なる秘密」のアシュレイ・ジャド、「スパイキッズ」のアントニオ・バンデラス、「ミニミニ大作戦」のエドワード・ノートン、「バンガーシスターズ」のジェフリー・ラッシュほか。2003年アカデミー賞作曲賞、メイクアップ賞、同年ゴールデン・グローブ賞音楽賞ほか受賞。
あらすじ
1922年、家族に囲まれて幸せに暮らす少女フリーダ・カーロ(サルマ・ハエック)は、天才画家ディエゴ・リヴェラ(アルフレッド・モリーナ)と出会う。しかし3年後、18歳のフリーダは事故で瀕死の重傷に。両親に絵の具とキャンパスをもらった彼女は、初めて描いた絵をディエゴに見せにいく。その才能を確信した彼は、フリーダに魅せられていった。やがて二人は結婚。ディエゴは浮気癖が直らなかったが、フリーダは彼の先妻ルペ(ヴァレリア・ゴリノ)とも良き友となる。まもなくディエゴはアメリカで壁画の仕事を任されるようになるが、雇い主のロックフェラー(エドワード・ノートン)ともめて帰国。そして彼は、フリーダの妹クリスティーナ(ミア・マエストロ)と浮気し、フリーダを苦しませる。37年には、実家に匿った革命家トロツキー(ジェフリー・ラッシュ)とフリーダが浮気。ついに彼女とディエゴは別れる。フリーダは壊疽にかかった足を切断。苦痛と闘いながら生きる彼女に、再びディエゴは結婚を申し込んだ。そして54年、フリーダは永遠の眠りにつくのだった。
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