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ミッション


久しぶりに重厚な映画を見た。
何気に見たテレビにくぎ付け。

INTRODUCTION&STORY
18世紀中期の南米。ヨーロッパ人による奴隷政策が進む中、イエズス会は原住民への布教活動に励んでいた。中でもガブリエル神父(ジェレミー・アイアンズ)が命がけで開いたミッションは、信者たちの安住の地だった。ある時、奴隷商人のメンドーサ(ロバート・デ・ニーロ)が弟殺しの罪を負いミッションへやってくる。かつて奴隷として足蹴にした人々に励まされ、メンドーサは彼らと生活を共にするようになるが・・・・。名優ロバート・デ・ニーロとジェレミー・アイアンズ主演、信念に生きる男たちの姿を通して人間の尊厳を力強く描ききり、カンヌ映画祭パルム・ドール、アカデミー撮影賞を受賞したスペクタクル巨編

ストーリーは18世紀信仰に忠実な神父たちの命がけの布教(ミッション)とそれを受け入れる無垢な現地人。
彼らが信仰とともに手にする音楽が素晴らしい。
その宣教活動と植民地政策の対立。
ポルトガルとスペインとヨーロッパでのイエズス会と三つ巴の権力闘争の力関係の犠牲になってゆく
神父と先住民たち。

ストーリーは予想された悲劇で終わるけれど
枢機卿の最後の言葉のようにしを命を賭して戦った人々の記憶は残り続ける。

ところでイグアスのダイナミックな瀑布やジャングル。
そして登りきったところにある安らかな流れ。
滝に落ちる前って不思議なほど静かな流れ。
もしそこに先住民として住んでいた人たちにとってすでに安住の地だったはず。
人間とも思わない奴隷制度で開拓をもくろむ西洋人が来なければ。
南米の悲惨な歴史の一端に過ぎない。

ところでパラグァイに行ったときアスンシオンからパラグァイの東部に旅行した時
いくつかの修道院跡が史跡として残っていた。
あの場所でガブリエルのような修道士たちが活動していたのかと今思い当たる。
すでに緑野になっただだっ広い中にポツンと残っていた教会。

そして車窓からある一帯だけはすがすがしい風にたわわに実る大豆がそよいでいた。
そこに入植した日本人たちが開拓した畑だった。
今も大豆はパラグァイの主要農産物
宗教や信仰よりももっと根強い現地人へのミッションを果たした日本人の存在に
感動した風景だった。
ちなみに2016年のパラグアイの大豆生産量は世界第6位で第4位の輸出量を誇っている。
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