南の島に雪が降る

NHKのBSで見たのですが
戦争モノは毛嫌いしてしまう私ですがほのぼのとした佳作でした。
一にも二にも加藤大介という原作者でいて主演者がいての作品だと思います。
彼自身が経験した実話を基にしているということが
嘘っぽいお伽噺のようなストーリーでも
悲惨な戦争末期のエピソードとして
まさに南の島に雪が降るような奇跡がおきたことを
信じられることをうれしく思います。
ぬくもりが信じられる人間同士の心の交流があったことを
ぜひとも伝えたかった思いがひしひし伝わります。


その後別のキャストで再演されているようですが
この初演のものは戦争体験者でその後の映画界で一時代を画したそうそうたる
俳優たちが出ていて壮観です。
また、そのほとんどが喜劇俳優として活躍されるだけに
ほんに芸達者で悲しくもおかしくせつなく迫ります。
DVDがないみたいなのが残念ですが機会があればぜひ。

南の島に雪が降る
製作:東京映画 配給:東宝
公開1961.09.29 
カラー、東宝スコープ、102分

監督:久松静児
原作:加東大介
出演:加東大介、伴淳三郎、有島一郎、西村晃、桂小金治、三木のり平、三橋達也、森繁久彌、フランキー堺、小林桂樹

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