新しく買ったDVDレコーダーで見る最初の作品。確かによくできた作品だけど、それ以上でもない。どこか物足りない。ストーリーが実話にしてもあまりに想定内。ニッチのキンキー・ブーツというのはなるほど。しかもローラがドラッグ・クイーンという人間としてニッチな生き方がなんともせつない。ときにほんとにきれいで自信に満ちて大胆。ときに惨めな小心もの。それでいてとにかくやさしい。工場の仲間たちの前で腕相撲の勝を譲るシーンが印象的。「偏見を捨てて」と耳打ちして。ただ個人的には私は性錯綜者を扱うテーマは好きではない。偏見だとしても。最近特に多い気がするので。それにしも、カレンダーガールやフルモンティなど、思いがけないテーマの映画で健康な笑いとさわやかな衝撃を与えてくれる英国映画は面白い。