フリーダ

フリーダ【廉価2500円版】フリーダ【廉価2500円版】
(2007/03/02)
サルマ・ハエック

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メキシコのチャプルテペック公園内の近代美術館で見た彼女の作品「二人フリーダ』には衝撃を受けた。別行動だった夫はコヨアカンのカーロ美術館に。期せずして帰宅してから彼女のグッズや絵葉書を買っていたのがわかり同じ人物に魅かれていたことがわかった。日本にもファンが多く、作品展もときどき企画されていても、さほど興味がなかったのに、リベラの壁画を見、彼女の作品を見て、そのドラマチックな人生と強靭な生き方が強く印象に残った。
この映画でその二人の生き方と関係が理解でき、二人の作品が見られるという美味しい映画。
しかも主役のサルマがフリーダを思わせアルフレッドがリベラを思わせるそっくりさ。サルマは製作にもかかわった熱の入れようが伝わってくる。芸術家らしい純粋で一途で身勝手で強靭でもろい二人。その上実際にも46時中身体に痛みが走っていたフリーダを思うと実在と実像ということが信じられない程に劇的。そして内省的でセンセーショナルな彼女の絵。どれにもこれにも心と体の痛みが奔る。
メキシコという土壌にこそ咲く花という気がする。女性監督ジュリー・テイモアの解説も興味深い。

解説
実在のメキシコの女性画家フリーダ・カーロの生涯を描く伝記映画。監督は「タイタス」のジュリー・テイモア。製作・主演は「ワイルド・ワイルド・ウエスト」などの女優、サルマ・ハエック。脚本は「ラブ・アンド・ウォー」のクランシー・シーガル、「ミ・ファミリア」のグレゴリー・ナヴァ&アンナ・トーマスほか。音楽は「タイタス」のエリオット・ゴールデンサル。撮影は「8Mile」のロドリーゴ・プリエト。美術は「フロム・ダスク・ティル・ドーン」シリーズのフェリペ・フェルナンデス。編集は「タイタス」のフランソワーズ・ボノ。衣裳は「ザ・リング」のジュリー・ウェイス。共演は「テキサス・レンジャーズ」のアルフレッド・モリーナ、「スコーピオン・キング」のロジャー・リース、「夜になるまえに」のパトリシア・レイエス・スピンドーラ、「ヴァージン・ハンド」のミア・マエストロ、「天国の口、終りの楽園。」のディエゴ・ルナ、「ラスト・ハーレム」のヴァレリア・ゴリノ、「ヤァヤァ・シスターズの聖なる秘密」のアシュレイ・ジャド、「スパイキッズ」のアントニオ・バンデラス、「ミニミニ大作戦」のエドワード・ノートン、「バンガーシスターズ」のジェフリー・ラッシュほか。2003年アカデミー賞作曲賞、メイクアップ賞、同年ゴールデン・グローブ賞音楽賞ほか受賞。

解説
実在のメキシコの女性画家フリーダ・カーロの生涯を描く伝記映画。監督は「タイタス」のジュリー・テイモア。製作・主演は「ワイルド・ワイルド・ウエスト」などの女優、サルマ・ハエック。脚本は「ラブ・アンド・ウォー」のクランシー・シーガル、「ミ・ファミリア」のグレゴリー・ナヴァ&アンナ・トーマスほか。音楽は「タイタス」のエリオット・ゴールデンサル。撮影は「8Mile」のロドリーゴ・プリエト。美術は「フロム・ダスク・ティル・ドーン」シリーズのフェリペ・フェルナンデス。編集は「タイタス」のフランソワーズ・ボノ。衣裳は「ザ・リング」のジュリー・ウェイス。共演は「テキサス・レンジャーズ」のアルフレッド・モリーナ、「スコーピオン・キング」のロジャー・リース、「夜になるまえに」のパトリシア・レイエス・スピンドーラ、「ヴァージン・ハンド」のミア・マエストロ、「天国の口、終りの楽園。」のディエゴ・ルナ、「ラスト・ハーレム」のヴァレリア・ゴリノ、「ヤァヤァ・シスターズの聖なる秘密」のアシュレイ・ジャド、「スパイキッズ」のアントニオ・バンデラス、「ミニミニ大作戦」のエドワード・ノートン、「バンガーシスターズ」のジェフリー・ラッシュほか。2003年アカデミー賞作曲賞、メイクアップ賞、同年ゴールデン・グローブ賞音楽賞ほか受賞。


あらすじ
1922年、家族に囲まれて幸せに暮らす少女フリーダ・カーロ(サルマ・ハエック)は、天才画家ディエゴ・リヴェラ(アルフレッド・モリーナ)と出会う。しかし3年後、18歳のフリーダは事故で瀕死の重傷に。両親に絵の具とキャンパスをもらった彼女は、初めて描いた絵をディエゴに見せにいく。その才能を確信した彼は、フリーダに魅せられていった。やがて二人は結婚。ディエゴは浮気癖が直らなかったが、フリーダは彼の先妻ルペ(ヴァレリア・ゴリノ)とも良き友となる。まもなくディエゴはアメリカで壁画の仕事を任されるようになるが、雇い主のロックフェラー(エドワード・ノートン)ともめて帰国。そして彼は、フリーダの妹クリスティーナ(ミア・マエストロ)と浮気し、フリーダを苦しませる。37年には、実家に匿った革命家トロツキー(ジェフリー・ラッシュ)とフリーダが浮気。ついに彼女とディエゴは別れる。フリーダは壊疽にかかった足を切断。苦痛と闘いながら生きる彼女に、再びディエゴは結婚を申し込んだ。そして54年、フリーダは永遠の眠りにつくのだった。

天国は待ってくれる天国は待ってくれる
(2006/11/24)
ジーン・ティアニー

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ミシンをかけながら見るので気楽なコメディ思って借りてきたもの。よき時代のよき映画。よき映画のよき時代。双方がしっくりマッチした時代の映画のよさが楽しめた。
特にヘンリーのおじいさん役が絶妙。マーサの両親といい、その召使といい日本人も昨今随分薄っぺらになってきたなと感じさせられるが、アメリカも一時代前は人々もおおらかで深みがあったんだ。
ストーリーは単純だけど随所に質のいい笑いがあってすごく好きな映画のひとつになりそう。




<ストーリー>
「僕は女性を泣かせてばかりだったから、当然地獄に決まってます。」―老紳士ヘンリーはあの世の入り口で地獄行き審査官、閻魔大王にそう告白し、審判を仰ぐ。興味を持った閻魔大王は、ヘンリーの70年余りの"女性遍歴"を聞いてみようと気まぐれを起こす。フラッシュバックで語られる人生と女たち・・・。回想が終わり、いよいよ判決のときがくる…。

<ポイント>
●そのシャレた感覚と洗練された語り口による独特のコメディ・スタイル"ルビッチ・タッチ"がワイルダー、トリュフォー、小津安二郎など、数多くの監督に影響を与え、同時期に活躍していたチャップリンもそのユーモアと気品溢れる作品を讃えたハリウッド全盛期の巨人、エルンスト・ルビッチ監督による傑作ルビッチ唯一のカラー作品。
●戦争によって公開されることのなかったこの幻の名作は製作後47年経った'90年に映画公開され、長年のルビッチファン&若い世代の間で大ヒットを記録した。
●優しい微笑とともに涙なくしては見られない美しい大人のおとぎ話。

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ロマンチックコメディの天才、エルンスト・ルビッチ監督、唯一のカラー作品。後に作られた同じ原題の『天国から来たチャンピオン』とは、基本設定が似ているだけで別の物語である。年老いて死んだヘンリーが、閻魔大王の前で人生を回想。少年時代から、最愛の妻となるマーサとの出会い、彼女が亡くなった後も他の女性に夢中になってしまう晩年などが、軽快に描かれていく。ルビッチ作品にしてはストレートな展開の部類で、多くの人にとって親しみやすいはずだ。
若き日の本屋のシーンに登場する「夫を幸福にする方法」という本が、後半、思わぬ場面で再登場するなど、小道具の使い方が心憎いばかり。基本的には、ヘンリーは幸福だったという人生賛歌で、ラスト、さらにうれしい幕切れが用意されている。現代の映画では絶対に味わえないような甘々な展開。しかし、映画というものが観る人を幸せにするという、ハリウッドの良き時代の原則にどっぷりと浸らせてくれることは間違いない。ヘンリー役のドン・アメチーは、『コクーン』などで年を経てから再び注目された俳優。ここでは軽妙洒脱でいながらハンサムな男っぷりを発揮し、輝くような美しさのジーン・ティアニーと名コンビだ。(斉藤博昭)
サン・ジャックへの道サン・ジャックへの道
(2007/09/26)
ミュリエル・ロバン

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サンチャゴ・デ・コンポステーラに行ったのはもう何年前のことか?
そのときのことを思い出しながら最高に楽しみながら見た。
私はサラマンカからバスで行ったわけだけど
フランスのル・ピュイからは徒歩で1500km
途方もない旅ではあるけれど、その苦難の巡礼路の旅の動機が篤い信仰心によるものでないところが面白い。9人が9人とも。私同様に。
それでも苦労をともにし、寝食をともにしていると
そこに愛が生まれ、恋が育ち、人々の関係は優しくなる。
まさに期せずして宗教の成果がうまれている。
巡礼路のなせる業なのかしら。

スペインの巡礼路を歩いてきた日本人にもあったっけ。
その後日本でその過多とは偶然の出会いがあって忘れられない。
じっくりただひたすら歩いてみたくなる。
きっともっといい自分に会える気がして。
クララがラムジイをつれて帰宅する場面は印象的。
何度も見てしまった。

<あらすじ>
ストレスで薬に依存している兄ピエール、頑固なオバサン教師クララ、アルコール漬けで文無しの弟クロード。険悪な仲の兄姉弟が、亡き母の遺産を相続するためフランスのル・ピュイからスペインの西の果て、聖地サンティアゴ・デ・コンポステーラまで1500kmにも及ぶ巡礼路を一緒に歩くはめになった。このツアーの同行者は、ガイドのギイ、山歩きと勘違いして参加した女の子エルザとカミーユ、アラブ系移民の少年サイッド、従兄弟サイッドにだまされ、二人分の旅費を母親から出してもらったラムジィ、物静かな女性マチルド。9人の男女が、様々な思いを胸にフランスのル・ピュイから旅の一歩を踏み出した。
ニキフォル 知られざる天才画家の肖像ニキフォル 知られざる天才画家の肖像
(2007/11/09)
クリスティーナ・フェルドマン

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レンタルやで手当たり次第に借りていると素粒子のように二度もは見たくないなという映画をまた、借りてきたりすることもあるが、こんな思いもかけないいい映画とめぐり合うこともある。
とにかくどういう映画か知らなかったので、この映画を手に取り、見ることができた幸運を感謝したい。
内容も素晴らしい。
ニキフォルという画家の天真爛漫というかハチャメチャな生き方。
同じ画家でありながら、その技術をニキファオルに罵倒され、アトリエに居座られても、
彼を追い払うことができないどころか死を見取るまで面倒を見ることになるマリアン。
妻になぜと詰問されても自分でも応えられない。
偶然が結びつけた二人にしても何よりニキフォルの絵の真価を理解して
ニキフォル自身と彼の作品を支え続けたことが
その後の評価につながった。
ポーランドという国家にとっても
彼の作品を愛する人たちにとってもラッキーだった。
マリアンが主人公であるといっても過言ではない。
彼の目のきれいなこと。
無償の行為に嘘がないことが信じられる名演技。
それにしても数々の主演女優賞はなぜかと合点が行かなかったけれど
ニキフォルを演じているのが女優だったなんてわかった今でも信じられない。
そりゃ数々の演技賞を総なめにしてもおかしくはない。
演技以外の何ものでもない名演技。
この映画はこの演技を見るだけでも十二分の価値がある。
その上本当に知らなかった素晴らしい画家ニキフォルを知り、彼の作品を見ることができ、
晩年の心温まるマリアンとの交流を知る。
随分お得な映画。


<解説&あらすじ>
チェコのカルロヴィ・ヴァリ映画祭でグランプリを受賞したほか、各国の映画祭で大絶賛された伝記ドラマ。ポーランドを代表する現代絵画の鬼才として世界的に知られる画家ニキフォルの生き様を描く。監督はポーランドの名匠クシシュトフ・クラウゼ。86歳のベテラン女優クリスティーナ・フェルドマンが、男性であるニキフォルの晩年を圧倒的な演技力で熱演する。単なる伝記映画の枠を超え、ニキフォルの人間性に迫った感動作。(シネマトゥデイ)
あらすじ: 60年、ポーランド南部の保養地クリニツァで、役所の美術担当として働くマリアン(ロマン・ガナルチック)は、嫌々ながらも変人の放浪画家ニキフォル(クリスティーナ・フェルドマン)の面倒を見ることに。言語障害を持ち、頑固でわがままな上に肺結核を患うニキフォルに、うんざりさせられっぱなしのマリアンだったが……。(シネマトゥデイ)
映画レポート「ニキフォル/知られざる天才画家の肖像」善意から生まれる人間同士の繋がりが、世界を変えていく

 20世紀のポーランドで異彩を放った天才画家ニキフォル。言語障害があり、読み書きもできず、独学で画家となった彼は、金銭や名声に興味を示すこともなく黙々と絵を描き続け、独自の画風を切り開いた。そんな画家の晩年を描いた「ニキフォル/知られざる天才画家の肖像」では、主人公を男優ではなく、80代の女優が見事に演じていることにまず驚かされる。しかし、クシシュトフ・クラウゼ監督が注目するのは、この画家だけではなく、彼と彼を取り巻く人間の関係だ。  寡黙で偏屈なニキフォルの生き様にはまったくブレがないために、彼と関わる人間の本性が浮き彫りになる。文化省の官僚は、打算で画家を支援し、彼が肺結核だと知ると迷わず追い出す。彼の部下で、画家を目指すマリアン(♂)は、最初は自分のアトリエに勝手に居座るニキフォルを歓迎していないが、次第に信念を持って彼を支えるようになる。天才画家は、養蜂業者からマリアンへと、他者の善意に支えられて生き延びてきたのだ。  「ニキフォル〜」の背景は冷戦の時代だが、クラウゼ監督は明らかに冷戦以後の現代を意識している。この映画は、対価を求めない善意から生まれる人と人との繋がりが、世界を変えていくのだと力強く訴えかけているのだ。





西の魔女が死んだ

娘が買った本を読んでいたが、映画化されて試写会に。
久し振りに美しい映画にうっとり。
大好きな八ヶ岳の風景がすっかり西魔女の風景になっていた。
どこも原作と違和感を感じることがなく、出演者もピッタリ。
とりわけ初めてみるサチ・パーカーが素敵。
風景と原作にピッタリはまっている。
誘った友人が早くも泣き出して
わたしの泣き所とずれた。
彼女は人生の泣き所との共鳴。
わたしは原作にとらわれていることあってやはり魔女最後のメッセージ。
娘は私が父を亡くしたときの号泣を想いだした場面らしい。
それぞれ同じ映画を見ながら感動は違っていることが面白い。
西の魔女が死んだ (新潮文庫)西の魔女が死んだ (新潮文庫)
(2001/07)
梨木 香歩

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